城下町津和野は、江戸時代の終わりから、明治、大正、昭和初期の貴重な建物が建ち並び、風情ある街です。2014年には伝統的建造物群保存地区に指定され、貴重な町並みを保全し後世に伝えようという機運がさらに高まっています。

街並みの中には、文化財クラスの壮大で贅を尽くした家屋があります。一方で、代々手を入れ、工夫をしながら、暮らし継がれた家屋も多くあります。どちらも、美しい街並みを形成する大切な家です。
これらの家には人が住み、商いをし、祭りや習俗を受け継いでいる…。今なお活きている街なのです。

津和野町にも過疎化、高齢化の波が押し寄せおり、町並みの保全という観点でも、建物の倒壊など安全性の面でも、空き家対策は急務となりました。

町家ステイは、空き家を活用した宿泊施設です。
建物の風情を残しつつ現時点での最新設備を取り入れて、建物が積み重ねてきた年月を感じながら快適に過ごしていただけるように、アップグレードしています。
ステイは、地域の方の落ち着いた日常があります。

津和野の町家暮らし、その日常の極上を味わっていただけることと考えます。


 

ebisu中庭を眺めながら暮らす、明治の粋を感じる住まい

『津和野町家ステイ戎丁(えびすちょう)』は、家主の口伝では明治23年(1890)に建設された長屋建築をもとに、リビングや現時点で最新のバス・トイレなどを取り入れた、モダンで快適な空間に仕上げています。
暮らしのあらゆるシーンで、中庭を意識し愛でていたであろう、暮らしていた人たちの心地。日本建築に舶来の価値観を取り入れた進取の精神。建築当時の時代の空気を感じながら、ご宿泊ください。

 

kamisincho庭園を囲む回廊とオープンスペース、ゆとりの町家暮らし。

『津和野町家ステイ上新丁』は、昭和初期(1926年頃)に建設されたと言われており、 約90年も風雪に耐えてきた家です。 10名様までご宿泊体験が可能な施設となっており、ご希望に合わせてご夕食・ご朝食の仕出しをご案内させて頂く、泊食分離の宿泊体験施設となっています。 ご家族、グループ様でゆっくり過ごして頂くために、1棟貸しスタイルにもなっておりますので心行くまで津和野の町家暮らしをお楽しみ下さい。 津和野町内にお住みの方には、町民割引もございますのでご予約の際にお申し出ください。



ご予約


津和野インフォメーション【津和野町観光協会より]